mamekoのブログ

日々の暮らし

中島のてっちゃの話

どうしてもこの話題に触れたくて…



てっちゃん
じゃなくて
てっちゃ


東北地方では言葉が短くなる。



昭和30年代~40年代
秋田市の川反。
尺八を持って繁華街を回り
日銭を稼いで生活していたという。


知的障害のあるてっちゃは
人々に蔑まれ、追い回され
そして…
愛された。


てっちゃの入る店は
繁盛したという。




市長の名は知らずとも
中島のてっちゃの名を知らぬ者は
秋田市民にあらず…





このてっちゃなる人物の話を
遠い昔聞いたことがある。


町の行政に関わっていた父は
ほとんど家にいることは無かった。


そんな父から
このてっちゃの話を聞いた。
こうゆう人になってはいかんという
父の教えだったのか…



SNSで見かけたこの話に惹かれたのも
遠い昔の記憶があったからだろう。



しかし
このてっちゃの生き様に
涙が溢れた。




「生きる」とはこうゆうこと。




25日、BSで再放送があると聞いた。
もちろん録画予約をした。